お盆の起源


盆行事は、民俗学者など専門家のなかでも謎の多い行事だと言われています。たとえばお盆の正式名称で一般的とされている「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。これはサンスクリット語で“逆さ吊り”を意味する「ウランバナ」を音写(あて字)したもので、『お盆の起源は、あの世で現世の罪を償うために“逆さ吊り”の責め苦に遭っている母親の魂を救うため、お釈迦さまの弟子の目連尊者がすべての僧侶たちに施しを与えたことにある』とする説からきているものですが、このほかにも「先祖に供物を捧げる器(お盆=ボニ)から来たのでは?」「いや、そもそも盂蘭盆という名はイランの収穫祭ウラバンから来ているのでは?」などなど諸説あり、真相は未だ解明されていません。