| とにかく行きなさい!そう自信を持って言えるECに、今年はさらに説得ある強力なゲスト、東欧ルーマニアからの“世界最速”のジプシー・ブラスバンド 「ファンファーレ・チォカリーア」がやってくる。2000年の初来日公演の衝撃が語り継がれる彼ら2度目の来日には、そのバックグランドを活写したドキュメンタリー「炎のジプシー・ブラス」(2002年ドイツ映画/7月3日〜吉祥寺バウスシアター、7月下旬〜渋谷ユーロスペース)の公開という強力なボーナスが付いてくる。この映画がまた強力!1000年以上と言われるジプシーの放浪と定住の文化を背景に、ルーマニアの地図にもない人口400人の寒村にかろうじて響いていたおじさん達の音楽が“再発見”されていく様がパワフルに写し取られていて爽快。そしてこの映画を通して、彼らの音楽が生まれた“村”や、さらに世界での活躍の対比に触れていると、どこか「鼓童」と重なるところに気がついてくる。そう、このふたつのグループ、対称的でありながらもそのバックグランドのアウトラインが微妙に重なって見えてくる。ジプシー1000年の歴史と日本の伝統、チョカリーアの“村”と鼓童の“島”、それぞれの世界的な活動。何重にも復層化され豊かな断面を見せながら照らし合うように見えるこのふたつのグループが、この夏の佐渡島でどんな音楽の姿を見せてくれるのか。映画で予習してから出発する、音楽の旅というのはどうだろう。 |
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