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鼓童と言うグループに惹かれ、こだわっているうちに、とうとう自分たちでその公演を主催することになってしまった。10年前初めて見た彼らのライブに、何度も鳥肌が立つ凛とした衝撃を感じた。CDを遙かに超えて全身に響く和太鼓ならではの重低音、確かな鍛錬が生む一糸乱れぬ集団での太鼓の連打、一人一人の高い技量が重なった鋭いグルーヴ。ロックともテクノとも違う、強力な魅力を感じるリズムの衝撃。舞台上の振るまいの美しさに日本の伝統美を感じさせられ、真っ直ぐで自由なメンバーの心をも感じるステージだった。そうして毎年見るようになった鼓童のライブには、そのレベルの高さと奥深さに毎回感動を新たにするものだった。CDでもビル・ラズウェル プロデュースの「いぶき」の鮮烈、リミックス盤である「再創」の全く伝統から自由な音、高いクオリティで創造的な刺激を生む総合力に折々に感心した。海外一流会場を含む42ヶ国2,800回以上という錚々たる公演歴や、一流アーティストとの共演歴も圧倒的だが、それ以上に実際に見て触れる彼らの演奏の姿、暮らしを含む日々の積み重ねが滲む人間的なあり方、本拠地である佐渡島小木での彼らの祭典「佐渡・アースセレブレーション」の等身大な素晴らしさや、鼓童村の存在といったトータルに、彼らの30年以上の活動、伝統とオルタナティブへの取り組みの厚さを感じて圧倒されるのだ。エコロジーに感じ、ナチュラル・ライフに惹かれてオルタナティブな道へと踏み出す若者が増えている今だからこそ、その大きな先達である鼓童に一度は触れて欲しいと願うのだ。彼らの伝えてくれる“感動”が、あなたがより自由に気持ちよく生きていく力になる事を確信しています。 |
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鼓童、GOCOO、Aguri、日本のオルタナティブ・ビートに触れる2日間 この6月に実現する「EarthBeat」では、2日間の中で野外フェスでの和太鼓の華「GOCOO」と「鼓童」それぞれの公演が楽しめる。同じ和太鼓を中心とする集団でありながらもあり方は対照的な二つのグループの代表的な女性太鼓打ち「浅野香(GOCOO)」と「堀つばさ(鼓童)」に、それぞれのあり方を語ってもらいました。 浅野香(以下 K) フンドシ締めてマッチョな太鼓打ちって、やっぱり分かりやすいのかしら。 堀つばさ(以下 T) 私の前の鼓童は、やっぱり男の世界って感じで、女性は踊りが主で。元々は伝統的な地方のお祭りや芸能に習うと、その時点で女性は叩けなかったからなんですよ。 K へぇ〜私は全然そういう伝統とか知らないのが強みだったかも(笑)。私は和太鼓をすごく女性的なものだと思っていて。本当に原始時代まで遡れば、太鼓に男も女もないでしょ? 女はそういう原始に、太鼓で感覚的につながって、イっちゃえる。女が太鼓につながる部分て、確かにあるのよ。 T 私も元々ドラムの勉強で太鼓叩いてみたいって始めて、自分が出来ること、ただ自分でありたいだけでやってきたから。 ただ、ちょっとした足の角度とかですごく「女」が出ちゃう時があって、演出によってそれが良い時も悪い時もあって。そういう部分では、私は「両性」を持っているタイプだと思うから、演出的にも使い分けが出来るようになれば良いなって。 K へぇ〜、私たちはサマになってれば良いってぐらいで、変なことやってると皆に笑い飛ばされるぐらいね(笑)。 T GOCOOは曲をみんなで作ったりするんですか? K そうね、練習の時にポンと浮かんだフレーズをしつこく叩いていって、皆で打っているうちに形が出来てきて、そこでやっと初めてテーマが見えるような感じ。だから毎週末長時間練習しなきゃいけないのよね(笑)。 T GOCOOはバンドって感じですね。鼓童は、その曲のリーダーのやりたい事がまずあって、それを皆で手助けしていくというか。音出しして煮詰まっても、曲のリーダーが持ち帰って考えて、翌日また皆に投げ返す感じですね。 K 私たちはそんな毎日は練習できないしね。 T それも良いのかもしれない。鼓童は年がら年中一緒だから(笑)。 直感的なGOCOO・浅野香と、よりアーティスト的な繊細さを感じる鼓童・堀つばさ、2人の魅力的な女性の打ち姿と音を比べることも、EarthBeatの見どころでしょう。乞うご期待デッス。 |
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