

Lj HOME > Friendshop > 元祖こっさり 麺匠咲弥


「ラーメンブームも少し落ちつきをみせた今、自分の味を信じてやってみようと思ったんです」と、店主のトキさん。北海道・留萌でラーメン屋を始めたのが2004年10月。その約2年後の2006年11月、札幌に移転、進出した。
《麺匠咲弥》のこだわりは、ただのマニュアル通りラ−メンを作り、お客さまにお出しするのではなく、一杯一杯、一人ひとりのお客さまに合ったラーメンを提供すること。味の重要な決めてであるスープは、3種類。世界5ヶ国から取り寄せた塩を使った、あっさりとした塩味のスープ。2ヶ月寝かせた高級醤油に肉汁をたっぷり入れ、じっくりと5時間煮詰め、その後また2ヶ月寝かせた濃厚な醤油味のスープ。特撰白味噌に辛味料、生姜、そのほか13種類の素材をブレンドし、1ヶ月寝かせた味噌味のスープ。これらを使った8種類のラーメンは、お客さまそれぞれの好みに応じて、味の濃さ、油の量、麺の固さを指定、注文することができる。
「メニューの中の1番人気は、こっさり塩ラーメンです。『こっさりって?』ってよく言われるんですけど、豚の脂がスープに少し入るので、それで甘味と少しコクが出るんです。でもベースとなるスープは、げんこつ100%の腹脂と股脂、日高昆布、鯖、鯵、5種類の野菜をたっぷりと入れて、ゆっくりことこと5 時間ほど煮込んだ、あっさりとしたスープ。あっさりとしたスープに脂を入れると、普通こってりとしてしまうんですけど、うちで使っている脂は、癖がなくてあっさりとしている部分なんです。こってりとあっさりの中間でなので、こっさりと名付けました。一度食べていただけば、この名前の意味をよく理解してもらえるはずです」
今後の展望は?と訪ねると、ずばり「店舗拡大」という答えが返ってきた。
「あっさりでもない、こってりでもない。新感覚のラーメン、こっさりラーメンを広めていきたいですね」
自分の信じた味だからこそ、たくさんの人に食べて、「おいしいね」と笑顔になって帰ってもらいたい。そしてまた、食べに来て欲しい。それは単純ではあるけれど、生きる上で欠かせない物であり楽しみでもある“食”の分野でお店をやっている人なら、きっと誰もが思う事。その思いをトキさんは真摯に受け止め、今日もこっさりのファンを着実に増やしている。
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