

Lj HOME > Live Report > No.012/Shanti Shanti
Text & Photo : Daisuke Hayashi





神奈川県の西部にある丹沢山塊。そこで、「Shanti Shanti」という野外イベントが開かれた。ダチャンボ、らぞく、huk.など日頃見に行くバンドが出たり、暖かくなってキャンプ道具を持ち出したくなっていたこともあり、結局行くことにした。
天気予報は雨。当日もやはり雨。それでも「天気?大丈夫でしょ!」なんて言いながら山へと向かった。外で音楽を聴き、仲間と一杯やり、自然の近くで過ごす楽しさは、家でゴロゴロして過ごす週末よりも何倍もワクワクするんだから、天気予報を信じてる場合じゃない。
行き際に、近くの温泉をチェック。通りがかりに、中川温泉郷という温泉街を発見。帰りの予定が早くも決定。
そして午後四時頃、会場到着。こんな天気でも、現地に着けば沢山の人達がテントを張り、バーや洋服屋、カレーを売るお店など、色々なお店が開店の準備に追われていた。聞けば、前々日から準備に追われていたとか。なるほど、すっかり慣れた様子で過ごしているのも納得。
同じタイミングで着いた友達と、皆でベースキャンプ設営。冗談を言いながら、手早くタープを張ったり、テントを建てたりと作業を進める。こうやって雨の中で、共同作業をするのは後々まで覚えていたりする。友達が、見たこと無いくらい真剣な顔をしながら作業している姿、全員で一つの目的の為に協力する感じ。この作業は、まさしく最初が肝心という気分になる。でも到達地点は、乾杯の冷え冷えビール。とはいえ、作業が終わるまでは、想像で我慢。
やっとの事で、設営終了。すかさず、集合して乾杯!
「うゎ〜。。」
椅子にすわり、放心状態。
さて、それでいてタープや布など、雨対策もバッチリ。これなら一晩の雨でも乗り切れそうだ。
落ち着いたところで、ステージの様子を見に行った。川を渡る大きな橋の下に設けられたサブステージはDJの為のエリア。ドームテントが張られ、フロアを囲むように設置されたスピーカーから、リハーサルの準備が進んでいた。後ろにはスケートボード用のランプが設置されている。結構デカイ。こりゃ本格的な雰囲気だ。I-PATHチームがアメリカから来てるとのことで、夜中にでも見に来ようと思った。
そして、メインステージへ。会場の一番奥に設けられたステージは、しっかりと足場が組まれ、布やネットを使ってデコレーションされている。日が落ちてきて、VJが出す色とりどりの光がステージを照らしはじめていた。
その後、一向に降り止むことのない雨の中、ベースキャンプでバーベキューをしながら、居酒屋状態になってみたり、気が向いたらステージへと足を向け、途中で友達と話し込んだり、ブラブラと移動し、スケートボードの妙技に歓声をあげたり、デコレーションに目をとめたり、トイレを探して迷ってみたり、道ばたでファイヤーポイの見事さに見入ったりと、野外を満喫。
ひとりでステージに向かうと、らぞくが始まっていた。前の方まで行き、雨の中でも盛り上がる面々と共に鑑賞。まさにカオス。飛び散る雨、ステージに上がる人々。
フードを被った人の群れ。なんだか、得体の知れないモノでもみたような気分になる。
気がつけば朝。DJ OSGを見に行き、その後遠くから聞こえる音を探しステージへ。フリーキーマシーンが演奏中。すっかり明るくなった山の中の河原に、ギターが響く。天気は、悪かった。でも、楽しく一晩を過ごせた。浮かび上がる山々の濃い緑が、夏のムードを感じさせた。
そんなこんなで、帰りたくなくなりつつ、昼過ぎまで会場に居るうちに、雨もやみダラダラと撤収。そして、道中見つけた温泉に、ピットイン。
露天風呂でツバメの巣作りを見物しながらゆったり。風呂の後は近くの蕎麦屋でメシを食い、打ち上げ。山菜うまかった。
こうして、西丹沢を後にした。
いや〜、野外の季節ですね〜。